不動産投資の五箇条 1、わからないものには投資しない。

投資の五箇条を詳しくみてみましょう。

1. わからないものには投資しない。

世界金融危機の大きなきっかけとして、2007年のサブプライムローンの証券化があります。
サブプライムローンとは、米国の低所得者向けの住宅ローンのこと。
ローンの貸付金を集め、それを証券化した投資商品が作られました。高い利回りを目当てに世界中の機関投資家が大量に購入しました。
安全な金融商品ともいわれたようです。

実は、この時、世界中のプロの投資家がこの商品の中身やリスクをよく理解できていなかったことがわかっています。格付けの会社さえ適当だったのです。
投資家の多くは、格付け会社がつけた格付けを信用するものですが、このサブプライムローンの証券に関してかなりいい加減な格付けをしていたようです。

そもそも、どこの誰が買っているのかわからない証券を格付けすること自体、無理なような気がします。
結果、あのような世界金融危機の大きな原因となったのです。

不動産関連の金融商品は現在「世界の不動産に投資する◯◯投資信託」などがありますが、これも中身がわからないなら、投資を見送るべきです。
そもそも世界の不動産といっても、世界各国の為替のリスク、物件や家賃の値下がりリスクなどを予想できる個人投資家がどれだけいるのかということです。
実際に自分で本当のリスクを理解していないのならば、買うべきとは言えないのです。
世界各国のリート(不動産投資信託)が投資対象といってもリスクを分散できるから安心とは限りません。

投資をするにはリスクはつきものです。
しかし、投資対象のリスクやそもそも内容がわからないのでは、いいか悪いか判断のしようがありません。
自分で許容できると判断したものだけに投資することにしましょう。